Google公式のファイラー「Files Go」がリリースされていたので早速使ってみた

AppleはiOS 11に合わせて「Files」というファイラーをリリースしましたが、Googleもそれに合わせる形でAndroid用のファイラー「Files Go」をリリースしています。
「Files Go」って名前は何なんでしょうかね…。
ちなみにFiles goは2017年11月13日現在ではまだベータ版ですが、インストールしたので使用感などをレビューしますよ!
できること
Files Goはファイラーとしてだけでなくストレージの管理などもできるんです。
それがそんじょそこらのファイラーじゃないんだぜ!というGoogleらしさがありますね。
できることはこんなこと。
- ファイルの管理
- ファイルの送受信
- アプリのキャッシュと使ってないアプリのアンインストール
今後、正式版がリリースされれば機能が増えるかもしれませんが、現在はこんな感じです。
ではそれぞれを詳しく見ていきましょうー!
ファイルの管理
ファイラーたるものファイルを管理できないと話になりません。
ファイルの管理は右下にある [ファイル] というタブをタップすることでファイル管理画面へ遷移します。
こんな感じでダウンロードしたファイルとかだけじゃなくて動画や音声といったカテゴライズもされています。
ファイルの送受信
ファイルの送受信はMacからiPhoneなどにファイルを送受信する「AirDrop」に似ています。送受信したい端末同士にFiles Goをインストールして、どちらもBluetoothで繋いでおけばファイルを送受信できますよ。
試しにXperia XZ PremiumというスマートフォンとXperia Z4 Tabletというタブレットを使ってやってみます。
まず、どちらもBluetoothをオンにしてペアリングしておきます。
ファイルの送信者/受信者ともに名前を付けないといけないので、送信側のスマートフォンには「xz premium」、受信側のタブレットには「z4 tab」という名前を付けています。この名前は識別するのに付けるだけなので何でも良いです。もし名前を変更したい場合も [設定] からできます。
送信側の「インターネットを経由せずに安全に転送」の「送信」をタップします。
これでスタンバイ状態になるので、受信側のタブレットから「受信」ボタンをタップしましょう。
するとこういう今まさに繋がっていますよー!みたいな感じの画面になります。
繋がれば送信したいファイルを選んで、右上の [送信] をタップします。
タブレット側を見てみると、ちゃんと受信できました。
アプリのキャッシュと使ってないアプリのアンインストール
アプリを使っていると溜まっていくキャッシュファイルを削除できます。キャッシュは溜まっていくだけなので、端末の容量を圧迫しているようならキャッシュファイルを削除しましょう。
キャッシュを削除してもデータが消えるわけではないので、例えばLINEのキャッシュを消しても会話やタイムラインは消えません。安心してください。
アプリのキャッシュを削除するには「***MBを解放」と書いてある部分をタップします。
どのアプリのキャッシュを削除するか選んで、下部の [削除] をタップすると削除できます。
キャッシュはアプリを使うと溜まっていくものなので、あまり神経質にならずに1ヶ月に1回くらい気が向いたら解放するくらいで良いと思います。
さいごに
Files Goは特に何かができるわけではなく今さら感があるアプリですが、安価なAndroid端末にはファイラーが入ってないこともあり、また端末のストレージも少ないものが多いので、そういった端末を使っているユーザーには嬉しいと思います。
ベータ版ということで製品としてはまだ発展途中ですが、Google公式のファイラーですので試しに使ってみてはどうでしょうか。
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