もう誰も悲しませない。世界を救う「Folding@home」を使って新型コロナウイルスの解析をやってみる

もう誰も悲しませない。世界を救う「Folding@home」を使って新型コロナウイルスの解析をやってみる

新型コロナウイルスの感染拡大がとどまることを知らず、世界的に様々な影響が出ています。

日本でも猛威が迫ってきていますが、新型コロナウイルスに対して何もできていないのが現実。

そういうやられっぱなしは好かないので非力ながらも自分にも何かできることがないかを調べていたら「Folding@home」というプロジェクトを見つけたのです。

なんでもこの「Folding@home」はお手軽にウイルスの治療薬の手助けができるみたい。

プロジェクトにはグラフィックボードで有名なNVIDIAやAMD、Intelなんかも参加しているようですので、信頼あるんかなーって思って参加してみました。




そもそもFolding@homeってなあに?

Folding@home<フォールディングアットホーム>とは、ウイルスを作っているタンパク質のフォールディングを解析して新薬などの開発をサポートしようというプロジェクトです。

2000年にスタンフォード大学で発足したプロジェクトのようです。

Folding@homeでは何ができるのか

肝心の何ができるのかということですが、参加することでウイルスのフォールディングを解析することができます。

ちなみにウイルスにおけるフォールディングとは、Wikipediaによるとこのようなもの。

フォールディング (folding) は、タンパク質が特定の立体構造に折りたたまれる現象をいう。

…全然わかんないですけど、なんかそういうことらしいです。

様々な疾患はこのタンパク質の折りたたみがミスったことによって起こるらしいので、ミスったタンパク質の折りたたみ(ミスフォールディング)を理解することで新しい治療法を開発することができる。ということですね。

ただ、フォールディングを解析するのにはかなり多くの計算が必要で、電卓や家庭用のパソコンなんかじゃ到底追いつかないので「じゃあその計算を世界中のコンピューターに手伝ってもらったら良いんじゃね?」ということで行われているのが「Folding@home」というわけです!

微力な家庭用のパソコンでも、数百万台が集まればスーパーコンピューター以上の演算能力があるんで非常に合理的。

そんな大それたことをするので「色々と難しいんじゃねーの?」って思うかもしれませんが、Folding@homeに参加する方法はいたって簡単。

2分くらいでできるらしいので、実際にやってみました!

Folding@homeをインストールする

下記のリンクからFolding@homeをインストールします。OSはWindows、Mac、Linuxがありますので、ご自分のOSに合ったものを選んでください。

Windowsの場合はダウンロードが終わったら fah-installer_7.5.1_x86.exe をダブルクリックすることでインストールが始まります。

7.5.1という部分はバージョンになりますので、時期とかで違うかもしれません。

セットアップ画面になったら Next をクリック。

I Agree をクリック。

インストール方法です。よく分からない場合は Express install をクリック、自分でカスタムしたい場合は Custom Install をクリックします。ぼくは Express Install を選びました。

あとは放っておいたらインストールが完了します。

簡単ですね!

Folding@homeの簡単な説明

Folding@homeを起動するとブラウザが起動します。

Folding@homeはGoogle Chromeだとリロードしてバグるので、Microsoft Edgeで起動しています。Chrome以外のブラウザだったらバグらないのでFirefoxやSafariなんかでもだいじょうぶです。

まずインストール後に立ち上げたら表示されるのが起動方法です。Fold as Anonymous は匿名で参加する方法、Set up an identity は自分のステータスを設定して参加する方法です。自分のステータスを設定して参加すると解析した実績が残ります。どちらでも参加はできますのでお好みでどうぞ。

次に何を解析したいかを選びます。解析できる項目には「ガン」や「パーキンソン」などがありますが、新型コロナウイルスを解析したい場合は I support research fighting を Any disease にしてください。

自分が今どの解析を行っているかは、右下にある説明に載っていますので確認しておきましょう。

ぼくの場合は「This is a SARS2-nCoV-2 protein.」と表記されていたので新型コロナウイルス関連の(試薬なのかな…?)計算を行っています。説明欄に新型コロナウイルスの名前(SARS-CoV-2)が表記されていたら確実ですね。

もし違うことが表記されていたら、世界の誰かが新型コロナウイルスの解析を行っているので「今は解析する必要がないよー」ということです。それはそれで良い話。

最後にコンピューターの負荷を決めておきましょう。ノートパソコンやスペックの低いデスクトップパソコンなら Full で問題ないですが、スペックの高いデスクトップパソコンで Full にするとそれだけパワーを使うので電気代がすごく高くなります。

そこらへんはご自身の使用しているパソコンのスペックと相談してみましょう。

ノートパソコンであればハイスペックでも電源が100Wくらいだと思うので Full で全然良いと思います。

これでおしまい。

細かな設定こそたくさんありますが、基本的に押さえておきたいところはこのくらいです。

さいごに

というわけで「Folding@home」のご紹介でした。日本では「家から出るなー!」とか「ストレス溜まるー!」とか「買い占めがー!」とか身近なことだけでごちゃごちゃ何か言っていますが、言ってる暇があるなら解決するための行動をしてみてはどうでしょう。

1秒でも早く解析が終わることで大切な人を救えるかもしれません。

使ってないパソコンがあるなら、少しでも役立ててみませんか?

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