SONYの最強スマホ「Xperia 1 III」を1ヶ月間使ってみたレビュー

SONYの最強スマホ「Xperia 1 III」を1ヶ月間使ってみたレビュー

こんにちは。さしだくうき(@my13ootleg)です。

急にやってきたスマートフォン欲しい病により、無事にGoogleのPixel 3からSONYのXperia 1 IIIを機種変更を果たしましたので、そのXperia 1 IIIを1ヶ月ほど使ってみたレビューしますよ。

ちなみに使用したのは日本発売モデルでドコモの「SO-51B」という端末、ドコモ限定カラーのフロストグレーをahamoで使用しています。グローバルモデルにはSDカードスロットとFeliCaは付いてませんのでご注意ください。

Xperia 1 IIIってどんなスマホ?

Xperia 1 IIIは、2021年7月9日に発売されたSONYのハイエンドスマートフォンで、アホみたいに高いのが特徴です。ざっくりまとめるとこんな感じです。

  • カメラがSONYのセンサーでCarl Zeissのレンズ使用。
  • 105mmの標準レンズは世界初の可変レンズ使ってる。
  • FeliCa搭載してるので楽天EdyとかSuiCaが使える。
  • 120Hzのディスプレイで最大240Hzのタッチ検出に対応してる。
  • 5Gのミリ波とSub6どちらも対応してる。
  • Qi充電に対応。15Wで充電できる。
  • 解像度は4K。
  • 3.5mmのオーディオジャック搭載してる。もちろんハイレゾも対応。
  • PSリモートプレイってのがあってPS4とかPS5を外出先からXperiaでプレイできる。
  • XperiaにPS4とかPS5とかのコントローラーも使える。
  • RAMは12GBでSoCはSnapdragon 888を搭載。
  • 30Wのパワーデリバリーに対応してる。バッテリーは4,500mAh。
  • 防水。イヤホンジャックがあるけど防水。
  • SDカード入れてストレージを拡張できる。

そりゃ高いわなってスペックです。ちなみに15万円くらい。

Xperia 1 IIIの良いところ

以前はGoogleのPixel 3を使っていたので「そもそもXperia 1 II にすでにあったよ」ていうものがあるかもしれません。

リフレッシュレートを120Hzに設定できる

リフレッシュレートとはディスプレイの滑らかさです。例えば2021年8月現在のiPhoneの最新機種は「12」となっていますが、iPhone 12はどのグレードも60Hzとなっています。

これがどうなのかっていうところなんですけど、ポケモンGOやIngressといったゲームをプレイすると「すげー!ちょーヌルヌルー!」ってわかりますが、ゲームをしないなら正直わからないと思います。

PUBGとかCall of DutyとかApex Legendsとかであれば最高に実感できると思いますが、Twitter見てても「すげー!」とはなりませんからね。

これには本当に感動しました。120Hzを使うと60Hzには戻れないです。

初期では60Hzになっているので、「低残像設定の使用」をオンにすることでリフレッシュレートを120Hzに設定できます。

おすそわけ充電ができる

おすそわけ充電とは、Xperiaのバッテリーを使って他の機器を充電できる機能です。XperiaはUSB Type-CのほかにQiで充電ができますが、そのQiを使って他の機器を充電できます。

例えば以前紹介したHuawei Watch GT 2 ProのスマートウォッチもXperiaから充電できますし、SONYの完全ワイヤレスイヤホンのWF-1000XM4も充電可能です。もちろんXperiaのバッテリーを使うので充電はガンガン減っていきますけどね。

しかし、しかーし、Xperiaを充電しながら外部機器をQiで充電するパススルー方式には対応していませんので、あくまで緊急的に充電するときだけ…って感じになります。

ディスプレイ比率が21:9

Androidの機能である画面分割は上下にアプリを同時に使用することができる機能です。上でGoogleマップを観ながら下でゲームをするとか、上でYouTubeを観ながら下でNotionを使うとか、まぁ色んなアプリを上下に分割して使えるんですけど、これが21:9の縦長ディスプレイのおかげでかなり使いやすくなっています。

実際に表示するとこんな感じ。左は上でGoogleマップを使って下でIngressというゲームを起動しています。右は上でYouTubeを観ながら下でNotionを使っています。いつもQWERTYキーボードを使ってますが、文字もちゃんと打てます。

テレビとかPCモニターとかに使われてる16:9はこれくらい。21:9はかなり長いのが分かると思います。

ここでちょっとしたおマメ知識ですが、アプリが分割に対応していない場合でも「設定」から「開発者向けオプション」を開いて、「アクティビティをサイズ変更可能にする」をオンにすることで全てのアプリを強制的に分割することが可能です。

Xperia 1 IIIのダメなところ

個人的に「はぁ?」と思ったところをピックアップします。完全にダメじゃないですけど、まぁ…。

FeliCaの場所がわかりにくい

普段からSuicaをめちゃくちゃ使う人っていると思いますが、Xperiaを使い始めた頃はうまくNFCを接触させることができずに大変でした。というのも、FeliCaのセンサーがあるのがカメラのちょうど横らへんなんですけど、端末が大きいからか難しかったんですよね。今はさすがに慣れましたけど。

ちなみにセブン銀行のATMからSuicaとかにチャージをするときは、端末を上下逆さにしないと反応してくれません。

指紋認証の反応が良すぎる

iPhoneはロックを解除してからスワイプして初めて操作可能になりますが、Androidはロックを解除するとすぐに操作が可能になります。アクションが少ないのは良いこともあるんですけど、Xperiaは電源ボタンと指紋認証が同じ場所になってるのでポケットから出そうとするときに勝手にロックが解除されてて何度か焦ったことがあります。

普段使う手とは反対の手を指紋登録しましたが、これはこれで面倒。

Googleアシスタント専用ボタン

これ意味わからないんですけど、Googleアシスタント専用の物理ボタンがあります。物理ボタンは上から、音量 → 電源 → Googleアシスタント → カメラ となっているんですけど、どこにボタン付けてんねん!って感じです。

標準では他のアプリに割り当てるとかできないので、回避方法は「デフォルトのデジタルアシスタント」からGoogleアシスタントをオフにするしかありません。

5Gから4Gに戻るときに圏外になる

Xperiaには「スマートコネクティビティ」っていう機能があって、Wi-Fiから4G/5Gに切り替えるときや4Gから5Gに切り替えるときとかにスムーズに帯域を切り替える機能なんですけど、これがあるにも関わらず、5Gから4Gに切り替わるときだけ30秒くらい圏外になるんですよね。

まさか自分だけかもしれないんですけど、こんなもん?

使用してるカバーと保護フィルム

というわけで最後に使って良かった保護カバーと保護フィルムをご紹介しておきます。何にせよ信頼があるケースとフィルムを使いたいので、「Made for Xperia」というSONYから「この品質だったらマジ合格!」というお墨付きをもらったDeff<ディーフ>というブランドで統一しました。

Xperia 1 III Duff Ultra Slim & Light Case DURO Special Edition

こちらがケースです。軽くて薄くて頑丈で…というわがままを叶えてくれてるケースです。最初に買ったのはラスタバナナのTPUの透明ケースでしたが、ルイヴィトンのバッグにダイソーのエコバッグ入れてるみたいな感じがしてたのと、フリックするときにサイドに指が当たるのでDeffに変えました。

Xperia 1 III Deff TOUGH GLASS 3D

こちらもDeffのもので、ペラペラのフィルムではなく硬化ガラスです。

ちなみにガラスフィルムを割れたままにしてると、次に衝撃があったときに割れたガラスフィルムが作用して本体のガラスが割れてしまうのですぐに交換したほうが良いですよ。

さいごに

というわけで、これだけ高性能なら大きな文句が出るはずもなく、当たり前ですけど総合的にはめっちゃ良いスマートフォンです。

ハイエンドすぎるのでオーバースペックになるかもしれませんが、まぁ2年から3年ほど使うなら不満が出ることもないと思うので、気になってる方はぜひ購入を検討してみてくださいねー!

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