リモートワークに最適なモバイルディスプレイ「EVC-1502」をレビュー

こんにちは。さしだくうき(@my13ootleg)です。
リモートワークでもデュアルディスプレイにしたい!したいしたいしたーい!ということで、色々とディスプレイを探していたんですけど、まぁデカい&重い&高いんですよねー。
で、まぁ色々と探しているうちに見つけたのが「ポータブルディスプレイ」という隠れたカテゴリ。これは持ち運ぶことを前提として作られたディスプレイで、軽くて省電力のものが作られているんですねー。
いや、本当に時代が変わったよねー。
ということで、早速ポータブルディスプレイを購入して使ってみたので、そのレビューですよー!
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EVICIVの「EVC-1502」きみに決めた!
まずですね、ポータブルディスプレイってニッチな市場だと思ってたんですけど、結構種類が多いのね。Amazonで検索してみたんですけど安定の1,000件以上という結果になりました。
だので、ひとまず条件を決めて探すことに。まぁ当たり前なんですけどね。
ぼくの使ってるPCはFHD(1920×1080)の13インチのラップトップなので、それにマッチしたディスプレイを探してみると良さそうなEVICIV<エビシブ>という中華のモニターがヒットしました。
概要はこんな感じです。
- 本体の重さは570g。付属のスタンドケースを着けても1.4kg。
- 15.6インチでFHDでIPS液晶でリフレッシュレートは60Hz。
- フロントにロゴがなくて見た目も良い。
- ベゼルが4mm。
- USB-Cでだけで使える。
- ちなみにタッチパネルではないです。
このスペックで18,980円。しかも4,000円OFFクーポンが使えます。
正直なところ探し疲れてたということもあったんですが、安かったので思い切って購入してみました。
同梱物を見てみる
EVC-1502の同梱物はこんな感じです。
- モニター本体 1個
- ケース兼スタンド 1個
- HDMI to ミニHDMI 1本
- USB-C to USB-C 1本
- USB-A to USB-C 1本
- 15W電源コネクタ 1個
めちゃ入ってますので何かを追加で購入しないといけないことは無いと思いますが、デスクトップPCとかを使ってて、もしDVI出力しかないなら下記のようなHDMIコネクタが必要です。
SurfaceとかMacBookとかDELLのXPSとかのノートパソコンであれば何も買わなくてだいじょうぶですし、5年以内くらいに購入したデスクトップならHDMIくらいは付いてるはずです。購入前に確認してくださいね。
ちなみにここで言うUSB-Cとは映像出力ができるThunderboltみたいなUSB Type-Cコネクタのケーブルで、ケーブル自体にはThunderboltのロゴも無ければジェネレーションの表記もありませんが、Thunderboltみたいな感じで使えるケーブルが入ってますよ。
ASUSのモニターにも同じようなケーブルが付いてきますけど、中国では一般的なんですかね…?
接続の例
では、接続方法の例を見ていきましょう。接続方法は2種類あります。
USB-Cで繋ぐ
USB-CでPCとディスプレイを繋ぐ方法です。最もケーブルが少なくなる接続方法ですね。ディスプレイへの給電はPCからUSB-Cを介して行うため電源ケーブルが要りません。
裏ワザ的ですが、USB-CポートがひとつしかないPCでも、電源 → ディスプレイ → パソコンと繋ぐことでディスプレイからパソコンへ電源供給することができます。ただ、この方法ではPCへの電圧が低すぎるのでPCの充電はほぼできないです。出先で「やっべー!PCの充電器忘れたけどディスプレイは持ってきた!」っていう超越レアケースの場合におすすめです。
スマートフォンやニンテンドースイッチなどもUSB-Cだけで繋ぐことができますので、ちょっと大きな画面でゲームをしたりできますよ。
HDMIで繋ぐ
HDMIでディスプレイを繋ぐ方法です。そもそもHDMIケーブルはディスプレイに電源供給ができない仕様なので、付属の電源コネクタを使うかモバイルバッテリーを使う必要があります。ケーブルが1本多くなるのでデスクトップかゲーミングパソコンの接続方法ですかねー。
ちなみにPS5はこの方法で繋ぐことになりますね!
超軽量の1.42kg
続きまして気になる重さですが、スタンドケースを含んだ重さが驚きの1.42kgです。めっちゃ軽いですね。
ちなみに本体だけなら570gですが、本体だけではディスプレイが自立できないのでケースを含んだ重量を気にしたほうがいいですね!
20,000円未満で買える安さ
先述していますが、価格は18,980円です。タッチパネルでも4Kでもないですが、ASUSとか有名なブランドだと同じクオリティで1.5倍から2倍くらいの価格になりますのでかなり安価です。いや、本当にすげー。
同じサイズでタッチパネルもありますが、クーポン使うと22,000円くらいになってますね!
持ち運べるのが本当に便利
持ち運べるのがこんなに良いものなのかと思いました。出張先のホテルでYouTubeのゲーム配信をしたい、スマホから大きな画面で映画を観たい、キャンプでみんなでニンテンドースイッチがしたい、というニッチなニーズにぴったりです。もちろん無くても良いんですけど、サブディスプレイはあるとないとでは全然違いますよ。
ここがダメ
では。良いことばかりでなく「んーちょっとなー…」みたいに思うところもあったんですよ。
液晶がグレア
液晶はグレアです。ノングレアだと質問欄に書いてたので買ったんですけど、届いたのはテカテカのグレアです。MacBookやSurfaceを使ってたら分かると思うんですけどグレアだと発色が良い代わりに映り込みがあるんですよね。暗い場所で使うなら全然良いんですけど、室内で明るい場所では蛍光灯がチラついたりします。ただ、ノングレアはグレアにできませんが、グレアにはノングレアのフィルムを貼ることができるので、まぁお好みになりますね。
ちなみに製品はノングレアではないのかと問い合わせたら、このように返答を頂きました。
テクニカル部に確認してところ、申し訳ございませんが、製品ロットによって、グレアとノングレアはランダムです。
また弊社商品の出荷はamazon.co.jpが代行していますので、こちらは指定できません。ご了承ください。
もし製品は何か不満がありますなら、もちろん返品できますので、ご安心ください。
はっ?
配送はランダムのようですが、リセマラができるようですので好みディスプレイが当たるまで挑戦してみるのもアリでしょう。
時間があればね。
液晶がいまいち
ここは安価な製品に対して言うべきがどうか迷ったんですけど、個人的には液晶がいまいちです。発色は良いですが明度が足りないのとディスプレイが青みがかっているので、写真をPhotoshopとかLightroomとかで現像するのは難しいです。あくまでサブモニタですので、その認識は持っておいたほうが良いです。
さいごに
はい、というわけでいかがでしたでしょうか。リモートワークには確実に使えるディスプレイです。使いたいときにケーブルを繋ぐだけで使える手軽さが魅力のポータブルディスプレイの紹介でした。効率が格段に上がるので、気になった方はぜひ購入を検討してみてくださいねー!
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